2014年2月15日土曜日

電源装置のプチ改良

先日ヤフオクで落としたKENWOODのCVCC電源(PR30-6P)に、CV/CC状態表示LEDが付いてなかったので追加した。



↑こいつ


電子負荷で動作確認。


とりあえず分解時の写真をいくつか。



半固定抵抗の実装方法が面白い。





電圧、電流を制御しているオペアンプの出力を観測してみる。


CV動作しているときは、黄色い波形が赤い波形より上に来てる。


オペアンプ周辺の回路を少しだけ書き出してみると、よく見かけるダイオードORを使った制御方法だった。
2つのオペアンプで電圧と電流を監視し、いずれかでも設定値を超えると電流を吸い込む方式。
ちなみに自作のCVCC電源でもこの方式を使っている。

この方法では片方のオペアンプが制御状態に入ると、もう片方のオペアンプの出力が飽和状態になるので2つのオペアンプの出力電圧を比較すればCV/CCのどちらのモードで動いているかが分かる。

今回はLM358をこの電圧の比較器として使った。
追加回路はとてもシンプル。


前面パネルのアルミ板に直径5mmの穴を開けてLEDを差し込む。

追加回路はパネルメータの取り付けネジに共締め。

完成!
これで使い勝手が少し良くなったかと思う。
全面のプッシュスイッチは電圧のプリセット用。
スイッチの下に穴が見えるが、そこにドライバーを突っ込んで半固定抵抗を回すと、電圧を設定することが出来る。

~  おわり ~












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