この発振器は上部に空いた穴からドライバを突っ込んでトリマを回すことで発振周波数を微調整出来るが、外部制御端子が付いているのでそこに多回転型の可変抵抗器を付けて微調整するようにした。
載せ替えたTCXOと微調整用のVR。
調整に使う発振器はジャンク箱で見つけた40MHzの水晶を無調整発振回路で駆動し、4分周して10MHzを得ている。10MHzの水晶があればもっと簡単になるんだけどもw
調整用の発振器の回路図。74HC4020は実装しただけで今回は使っていない。
水晶と直列に入っているトリマコンデンサは、オシロスコープなどで周波数を確認しながら調整しやすい値を選ぶ。2個付けて粗調整と微調整を分けると使いやすい。
出力コネクタと調節用のドライバを突っ込む穴。
インピーダンス50Ωと書いているが、本当に50Ωになっているのかは分からないww
内部の様子。黄色のトリマコンデンサが粗調整用。
出力波形。適当に組んだLCフィルタのおかげでそこそこ正弦波っぽくなってる。
頑張って校正した様子。
標準電波との周波数差が小さくなるほど耳でビートを聞き分けるのが難しくなるので、
受信機のAF出力をオシロで観測すると良いかも。
このくらいのズレなら実用上問題ないw
2014/12/17追記
-10dBのアッテネータを入れてGigaStで観測した結果。
フィルタの段数増やしてもいいかもしれない。
2014/12/21追記
フィルタを2段に増やして測定。
どうやらスペアナ内部で発生するスプリアスの影響で正確に高調波が測定できていない模様。
~おわり~
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